ふりかえり
前回は「G強化・アーティファクト強化・転生(マナ)強化」に、それぞれステータスをパーセンテージで底上げする強化要素を追加しました!
この実装により、単純な数値強化だけでなく、後半の育成においても実感しやすい強化効果が得られるようになり、プレイヤーにとっての戦略性ややり込み要素がさらに広がったと感じています。
特に「どの強化カテゴリに注力するか?」という選択の余地が増えたことで、プレイ体験に深みが増したのではないでしょうか。
UIをブラッシュアップ
次のステップとして、今回はゲーム全体のUI(ユーザーインターフェース)を整理・改善する作業に取り組みました!
UIはゲームの“顔”とも言える部分。見やすく、使いやすく、直感的なレイアウトにすることで、プレイヤーのストレスを減らし、没入感を高めることができます。
Layout Groupの活用
レイアウトを整えるために座標を1単位で設定するのは大変ですし、要素が一つ増えるだけで全ての要素を設定し直す必要があります。
そこでLayout Groupを使って見ましょう!
Layout GroupはUnityのUIに使用できるコンポーネントです。このコンポーネントを親要素に追加すると子要素が規則正しく並ぶようになります。
水平方向に要素を並べたかったらHorizontal Layout Group、垂直方向に要素を並べたかったらVertical Layout Groupを使い柔軟にレイアウトしましょう。
使用例
今回はタブボタンを並べるためにHorizontal Layout Groupを使ってみます。
Hierarchyは以下のようになっており、親要素であるTabPanelに五つの子要素のボタンがあります。

現在はこのようにバラバラに配置されています。

親要素であるTabPanelのInspectorにHorizontal Layout Groupを追加します。

追加すると自動で子要素である五つのボタンが整列されました。

設定を変更することで上下左右に余白を持たせたり、逆順で整列させたり、子要素のサイズを自動で調整したり様々な機能があるのでぜひ使って見てください。
完成
完成したゲーム画面は以下のようになりました!
強化、秘宝、転生のそれぞれの強化要素のアイコンや一目でどうすればいいのかわかるようなUIを目指して配置しました!
ホーム画面のスキル欄や、強化要素、アーティファクト、マナ強化、メニューのステータスなど至る所でLayout Groupで使用しました。
まとめ
今回はLayout Groupを中心としたUIのブラッシュアップを行いました。
地味に見えるかもしれませんが、UIの整備はプレイヤー体験の質を大きく左右する非常に重要な工程です。
また、UIを整えることで「ゲームとして完成に近づいている」という実感が湧き、開発者としてのモチベーションも上がりました!
進捗
今回はUIのブラッシュアップをしました!
- (済)オート戦闘:ボタン操作なしでもバトルが進むようにする。
- (済)オートスキル発動:スキルも自動で発動する機能。
- (済)UIのブラッシュアップ:デザインとレイアウトを整えて見やすくする。
- (済)ステージ数の拡充(最低20):遊びごたえを高めるためにボリュームアップ。
- 復活機能(広告視聴):ゲームオーバー時、広告視聴で復活できる仕組み。
- 広告報酬でダイヤ獲得:無課金でもダイヤが手に入る仕組み。
- G強化・アーティファクト・転生の拡張:各システムにさらなる深みを持たせる。
- (済)回復薬の追加:ステージを進めやすくする。
- アニメーションの追加:ゲーム画面にもっと動きを持たせる。
- レアモンスターの追加:わくわく感を追加する。
次回予告
次回は、今回の強化要素の続きとして「G強化・アーティファクト・転生のさらなる拡張」に取り組んでいきます!
より強く、より快適に。
どこまでも潜っていけるノンフィールドRPGを目指して、引き続き開発を進めていきます。お楽しみに!