こんにちは!今回は、Unityで作ったモバイルゲームをAndroid用にビルドする方法と、実際にやってみて気づいた注意点についてまとめてみました。
ぼく自身、初めてのビルドではいろいろハマったので、これからビルドする方の参考になればうれしいです!
1. Android用ビルドに必要な準備
● Unity HubでAndroid Build Supportを入れる
Unityインストール時に「Android Build Support」を選ばないと、後から追加する必要があります。
「OpenJDK」「SDK」「NDK」もまとめてチェックしておくのがおすすめです!
Unity Hub → インストール済みのバージョン → 歯車アイコン → モジュールを追加

● Android Studioのインストール
調べてみると、Google公式のAndroid SDKやエミュレータを使うならAndroid Studioも入れておくと安心だそうです。
ただしUnityが自動で入れてくれるSDKで十分な場合もあるので、絶対必須ではないです。実際ぼくは入れてないですが、ビルドすることができました。
● スマホを開発者モードにする
スマホ実機でテストする場合は、開発者モード&USBデバッグをONにしておきます。
- 設定 → デバイス情報 → ビルド番号を7回タップ
- 「開発者向けオプション」からUSBデバッグを有効化
ぼくは最初USBデバッグを有効化し忘れており、スマホで動かすことができず、原因を解明するのに数十分格闘していました笑。
2. Unityでのビルド設定
● Player Settingsを開こう
「File → Build Settings → Androidを選択 → Switch Platform」でAndroidに切り替えたら、右下の「Player Settings」で細かい設定ができます。
ここで主にいじるのは:
- Company Name / Product Name:アプリ情報に表示される名前
- Package Name(com.〜):ユニークなID
- Minimum API Level:31以上が無難
- Target API Level:最新のSDKを使うようにしましょう(Google Playに必須)自分は34で通りました
- スクリプティングバックエンド:IL2CPPにチェック
- ターゲットアーキテクチャ:ARM64にチェック
Package Nameはcom.から始めることに注意して下さい。自分も忘れていました。
● アイコンやスプラッシュ画像の設定
「Player Settings → Androidタブ → Resolution and Presentation」で設定できます。
自作のアイコンを使うと一気に「自分のゲーム感」が出てきてテンション上がります!
3. ビルド手順
いよいよビルドです!
- Unityのメニュー「File → Build Settings」
- PlatformをAndroidにして「Add Open Scenes」
- 「Build」または「Build And Run」を選択
- Build:apkを出力するだけ
- Build And Run:ビルド後に自動でスマホにインストール(USB接続しておく)
Build And Runの時にスマホを開発者モードにしておき、USBデバッグをONにしておく必要があります。
4. よくあるつまづきポイント
● JDKやSDKのエラーが出る
Unityが自動で用意してくれるJDKやSDKを使えばOKです。
Player Settings → Preferences → External Tools で確認できます。
● 実機が認識されない
- USBデバッグがONになっているか?
- ケーブルはデータ通信対応か?
- ドライバが入っているか?
意外とケーブルを変えただけで認識されたりします
● ビルドがめっちゃ遅い
初回は特に時間がかかります。2回目以降はキャッシュが効いて早くなるので、焦らず待ちましょう!
✅ まとめ
UnityでAndroid向けにビルドするにはちょっと準備が必要ですが、一度通ればあとはスムーズにできます!
この記事を見ながら、ぜひ自分のゲームをスマホに入れて動かしてみてください!わからなかったらエラーコードをChatGPTなんかに投げれば大体は解決します笑
初めて自分で作ったゲームがスマホで動いたときの感動はほんと最高です!モチベーションも上がります!
今度は「Google Playに申請する手順」なんかも書いていきたいと思ってます!
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